中古車買取（車を売る）方法はたくさんあります。街の車屋さんへ持ち込んで買取査定してもらったり、インターネットの買取業車へ査定してもらったり、一括買取査定サイトへ申し込んで複数社から買取査定してもらったり。しかし、最近では新しい中古車売却の方法が出てきています。それが買取オークションというもの。
買取オークションというのは、個人がオークションサイトに車を出品して買取業者に入札してもらうような仕組みです。一般的な中古車買取では買取業者に査定してもらい、その業者さんに買い取ってもらう形になります。一括買取査定でも様々な業者さんが買取査定をして、高値を付けた買取業者が実際に査定をして交渉します。
車の買取は業者間で取引されているオークションの買取相場を元に、買取業者の利益を差し引いて買取金額を提示しています。買取店の利益や陸送費、事務手数料などを差し引いた金額で買取金額が提示されているので、当然ですが実際に買取業者間で売買されている金額より安い金額で買取価格が決まります。
しかし、買取オークションのセルカでは中間業者を挟まないオークション形式で車を売却するため、一般的な買取業者に売るよりも高く売却することができます。そういった中間にかかっている見えない費用を差し引かれない形で売却できる仕組みであり、なおかつ売却希望金額を自分で設定できるので希望額に達しなかった場合には売却しないという選択肢もあります。
ここでは、車買取オークションセルカについてご紹介します。
セルカが高く売れる理由
- オークション形式の売買をしているため中間マージンが無い
- 7,000社以上のバイヤーが競りに参加
- 手数料は33,000円のみ
有名YouTuber東海オンエアのてつやさんもセルカで車を売却
人気YouTuber東海オンエアのてつやさんも所有している車（シトロエン DS7）をセルカのオークションで売却されていました。
買取査定の結果、他の買取相場も加味したうえで希望売却金額を190万円に設定されていたようですが、オークションがどんどん盛り上がり2,891,080円で売却されていました。希望額を100万円も上回る金額での売却に本人も相当驚かれていたようです。
セルカのオークションは個人情報を一切出さないオークションとなっているため、YouTubeだから高く売れたというわけではありません。このように高く売れるには、そもそもセルカの車買取オークションの仕組みが関係していました。
セルカの愛車買取オークションが人気の理由
車買取オークションのセルカは、最近人気になっている車売却サービスです。オークション形式ということで、初心者の方は仕組みが分かりにくいかもしれませんが、愛車を高く売りたい場合にはオークション形式が一番高く売れる（希望額で売れる）可能性があります。
オークションだから高値で売れる
セルカの車買取オークションは従来の中間流通フローの買取業者を飛ばしたオークション形式になっています。通常の中古車買取では、買取業者の手数料、陸送費、事務費用などを差し引いた金額が買取金額として提示されます。つまり、それだけ本来の売却金額よりも安くなってしまっているということ。
しかし、セルカの車買取オークションはそういった中間マージンを飛ばした形になるため、本来は中間の買取業者が取っているような利益も買取金額に上乗せされます。その結果、他社に売却するよりも高く売れるのです。
さらに、売却希望金額を設定できるので、自分が売りたい金額までオークション価格が上がらなかった場合は売却しないという選択も可能。本当に自分が売りたい金額になった時だけ売却できるため、思いもよらない安い買取価格で交渉するような必要もありません。
現在、オークションは月曜日と金曜日の週2回開催されているため、早期売却したい方でも安心。
個人情報が守られたオークション
通常の中古車買取の場合、買取査定してくれるのは持ち込んだ先の車屋さんだけです。その車屋さんが提示する買取金額と自分の売りたい金額を照らし合わせて売却を検討するような流れになってしまうのですが、1社だけに買取査定してもらうとなかなか希望金額には達しないのが現状。
そこで、一度にたくさんの買取業者に査定してもらうインターネットの一括買取査定サイトというものがあります。一括買取査定サイトであれば、一度査定に申し込んだだけで複数社に情報が送られ、各社が買取価格を提示してくれます。高値を提示してくれた業者さんに実車査定してもらう流れになるのですが、複数社に個人情報が流れるため営業電話が激しく問題になったりするのも現実…。
その点、セルカの車買取オークションはセルカが1回査定するだけでオークションに出品が可能です。セルカだけがお客様の個人情報を知っている状態ですし、オークションに出品される際もナンバーを隠したり個人情報が出ないような仕組みを取られています。そのため、多くの買取業者からの営業電話に悩むこともありません。
7,700社以上のバイヤー（買取業者）がオークションに参加
セルカの車買取オークションには7,700社以上の買取業者が参加しており、すべての業者があなたの車を競り合います。今までの一括買取査定サイトでは多くて10社ほどの査定額で検討する必要がありましたが、セルカは7,700社。バイヤーが多く在籍しているので、それだけオークションの入札も活発になり高値が付きやすくなります。
一括買取査定が流行った背景も、複数の買取業者から一気に査定してもらえるという査定件数の多さ。しかしセルカは7,700社が一斉にオークションに参加してくるため、査定件数の多さは一括買取サイトの比ではありません。
登録業社の多さはセルカの信頼性だけではなく、そもそもの買取価格の上がりやすさにも直結しています。
売り切り価格はバイヤーから見えないので値段が上がる
オークションで売り切り価格（希望売却額）が設定されていると、オークション終了ギリギリにその価格まで入札して落札しようという業者が現れるかもしれません。しかし、セルカの車買取オークションでは売り切り価格はバイヤー（買取業者）からは見えない状態になっています。
実際にオークションで入札が始まり、入札額が売り切り価格を超えた段階になると売り切りランプという赤灯が点灯します。売り切りランプが点灯したということは売主さんが車を売却する金額になりましたということを意味するため、オークションの入札が活発になります。売り切り価格に到達すると、その車を競り落としたい業者が一気に集まってくるため買取価格がグングン上がっていく傾向にあります。
そのため、極力損のない限り低めに売り切り価格を設定しておくのがおすすめ。売り切り価格が低いと損しそうに感じますが、売り切り価格に到達してからがバイヤーの本番。いかに良いポイントで売り切りランプを点灯させるかがオークションで高く売却できるかの鍵になります。
売却時の面倒な手続きが不要
車を売却する際には様々な手続きが必要です。自動車に関する書類を揃えることはもちろん、印鑑証明書や委任状などを準備して記入しなければいけません。セルカの買取オークションでもそういった書類は必要なのですが、その点もセルカがサポートしてくれます。種類提出についてもサポートしてもらえるオークションサイトなので、初心者の人でも安心して利用できる買取オークションですね。
車を売却する際に必要となる書類については、下記の記事で詳しくご紹介しています。
さらに、ローンが残っている車を売りたい場合にも、セルカがサポートしてくれます。ローンの契約状態によっては事前に残債の清算が必要になるのですが、その点もセルカが代行してくれます。他の買取業社にはない、至れり尽くせりのサービスです。
売却成立の手数料は33,000円
希望金額を設定してオークションに参加し、実際に吊り上がっていった金額が希望金額に達した段階で売買が成立。その際、セルカに対して支払う手数料は33,000円のみ。通常の買取査定の場合、査定手数料や事務手数料、陸送費など様々な費用が加算されて買取金額から差し引かれてしまいます。そう言った目に見えない手数料がかからないのも、セルカの嬉しいポイント。
さらに、希望金額に達しなかった場合には33,000円の手数料は無料となります。本当に売りたい金額で売れた時だけ手数料が発生するので、手数料を加味した売り切り金額を設定しておくのが良いですね。
売買が成立した際、車を買取業者に取りに来てもらう必要があります。通常の買取業者の場合はそこで陸送手数料がかかるのですが、セルカの場合は陸送手数料も無料。本当に33,000円の手数料だけで全てが完結します。
売却の日にちは自由に設定可能
車を売却したいけど、すぐになくなると困る方もいるでしょう。次の車が決まっているのであれば問題ないかもしれませんが、いきなり車が売れても移動の足がなくなって困る方がほとんど。
セルカの場合、売却の日にちは自由に設定でき、最短10日から最大60日先まで設定可能です。最短で売りたい場合は10日後、なるべく長く車を置いておきたい方は60日後まで設定が出来る幅の広さは便利。
通常の買取では最短2日程度で売却することもできるので、本当にすぐにでも売却したい場合は買取価格の高さと売却までの日数を天秤にかけるのが良いでしょう。
直前まで使用されていたからこそ高価買取が可能
通常の業者オークションの場合、業者間取引になるため長期保管していた車が多数出品されています。そのため、保管期間の間に発生している車の不具合などは確認できない状態で買取業者はオークションに参加しているのです。
しかし、セルカの車買取オークションは個人が使用していた車を出品しています。つまり、直前まで通常使用されていた車だけがオークションに出品されてくるため、買取業者としても安心して入札ができます。不具合が少ないであろう状態で出品されている車ばかりなので、オークション相場も高くなる傾向にあるのです。
売る側、買う側がwin-winな関係になるため、高く買い取ってもらえるサービスです。
セルカで車を売却する流れ
では実際にセルカで車を売却するためにはどうすれば良いのでしょう。オークションと言っても、経験がない方は仕組みがさっぱりわからないですね。
セルカの買取オークションは、買取業者（バイヤー）があなたの車をいくらで購入するか、買取金額を競り合います。もし100万円からスタートしたとしても、各業者が105万円、110万円、120万円と買取価格を吊り上げていくのです。そのオークションの中で最高値を提示した業者が、あなたの車を購入する権利を手にします。
ここではセルカに申し込んで、実際にオークションで売却するまでの流れを簡単にご紹介します。
セルカに無料査定申し込み
セルカの買取査定に申し込むと、セルカの査定スタッフの方があなたの元まで車の査定をしに来てくれます。基本的には全国対応されており、あなたが設定した場所まで実車を見に来てくれます。査定スタッフと日時の調整だけしておけばその日に来てくれるので、面倒な車の移動なども必要ありません。
また、査定するのはセルカスタッフだけなので、しつこい営業電話も発生しないのが安心できるポイント。
セルカスタッフが実車を査定
セルカの査定スタッフが実際に車を見て買取価格の目安を査定してくれます。
- 車内の状態
- 装備品
- ボディの状態
- 塗装状態と修理歴
などの箇所を念入りに確認してくれることで、現実的にいくらくらいで車を売却できるのかが分かります。掲載したYouTubeでも紹介されていましたが、塗装の厚みを測定する機械を使用して修理歴のある箇所をチェックしてくれるため、目に見えない減額ポイントなども事前に分かり安心。
査定価格は売却l金額の目安なので、絶対にその金額でオークション売却しなければいけないわけではありません。あくまでも設定するのは希望売却額（売り切り金額）なので、自由に設定できます。さらに自分の希望額に達しなかった場合には売却しないという選択肢もOK。
実際にオークションへ出品
査定内容を確認して、内容がOKであれば実際にオークションへ出品します。この時、「この金額より安いと売らないよ」という希望売却金額（売り切り価格）を設定しておきます。その金額に達した場合には売却になりますが、前述したように売り切りランプを点灯させてオークション入札を活発化させるためにも、売り切り価格のラインは重要。
オークションが開始されるとセルカに登録している7,700社の買取業者が一斉に入札を始めます。入札が入ってくると買取金額がどんどん上がっていき、設定された終了時間ギリギリまで入札が繰り返されていきます。入札によって買取価格が上がっていく状況を実際の画面で見ることができるので、自分がオークションに参加している臨場感を味わえるのも大きな楽しみですね。
終了時刻数秒前ギリギリに入札されるとその金額で落札されてしまいそうですが、終了15秒以内に入札があると終了時刻が15秒延長される仕組みになっています。そのため、ギリギリに入札されて安い金額で終わってしまうようなこともありません。
車を売却
オークションが終了し、自分の希望金額より高く落札された場合には買取業者へ売却しましょう。買取業者さんが陸送を手配してくれ、あなたの車を引き取ってくれます。
車を売却完了したらセルカから売却金額が支払われます。この時、売買に必要な書類に関してもセルカがサポートしてくれるので、初心者でも最後まで安心して利用できるサービスです。
